「Speak(スピーク)」はAIを用いた画期的な英会話学習ツール
「Speak」は、従来の教材やアプリとは異なり、AIとの対話を通じて英語を学ぶことができます。
AIがリアルタイムで応答してくれるため、自然な会話の流れを体験しながら英語力を向上させることができます。
また、現実の英語講師では対応できないような「モラルを飛び越えた会話」もできるため、学習者の本能に訴えかけるような新時代の英会話学習が可能となっております。
詳細については、以下の記事をご参照ください。
https://nightbrade.com/ai-eikaiwa/new-possibilities-for-english-learning/
「送信ボタン」を押さなくてはならないのがストレス
「Speak」では、ChatGPTを活用したAIとの自然な会話を楽しむことができます。
現実の英語講師との大きな違いは「こちらが送信ボタンを押すまで、相手がいつまででも待っていてくれること」です。
そのため、会話相手の顔色を窺うことなく、ゆっくりと考えたり、インターネットで単語を調べることが可能となっております。
しかしながら、AIとの会話に慣れてくると、この送信ボタンを押す行為がストレスになってくることがあります。
例えば、料理をしながらAIと会話をする場合、こちらのセリフを言った後に送信ボタンを押さなくてはならないため、料理の手を一旦止めなくてはなりません。
脂っぽいものを調理しているのであれば、手を洗うといった行為も必要になるでしょう。
その他にも、「パソコンで作業しているときにキーボードから手を離さなくてはならない」や「散歩している時にポケットからスマホを取り出さなくてはならない」など、送信ボタンを押さなくてはならないことによる手間がストレスに感じるようになります。
本日は、そのようなストレスを軽減する方法(送信ボタンを押さなくてもAIとの会話を続けられる方法)をご紹介いたします。
送信ボタンを押さなくてもAIとの会話を続けられる方法
iPhoneの「音声コントロール機能」を使用する
iPhoneに標準的に搭載されている「音声コントロール機能」を活用することにより、送信ボタンをタッチしないでもAIと会話を続けることができます。
(Android端末をご使用の方は、似たような機能がないかお調べください。)
以下にその設定方法をご紹介します。
「音声コントロール機能」の設定方法
まずは「設定」の中にある「アクセシビリティ」をタップします。
次に「アクセシビリティ」の中の「音声コントロール」をタップします。
「音声コントロールをON」にした後、「コマンドをカスタマイズ」をタップします。
「コマンドをカスタマイズ」の中の「カスタム」をタップします。
「カスタム」の中の「新規コマンドを作成」をタップします。
「語句の下の白い部分」をタップし、任意のワードを発音します。
発音した内容を自動で認識して、文字として表示してくれます。
上の画像では、私は「ヘイヘイ」と発音していますが、iPhoneは「Heyhey」と認識したようです。
どのようなワードを発音すべきであるかは後ほど説明しますが、とりあえず設定を進めたい方は「ヘイヘイ」と発音しておきましょう。
(「ヘイヘイ」っぽい発音をしておけば、適当でも大丈夫です。)
続いて「新規コマンド」内の「App」をタップします。
「App」の中の「スピーク」をタップすると、右側にチェックマークがつきます。
それを確認した後、「< 新規コマンド」をタップします。
「新規コマンド」内の「アクション」をタップします。
「アクション」内の「カスタムジェスチャを実行」をタップします。
「新規ジェスチャ」の下の方にある「コントロールを非表示」をタップします。
コントロールが消えますので、上の画像の赤い四角で囲ったあたりをタップします。
10秒ほど待つとコントロールが表示されますので、右上の「保存」をタップします。
ここまで設定すると「新規コマンド」の右上にある「保存」がタップできるようになります。
「保存」をタップすれば設定終了です。
「音声コントロール」の活用方法
英語のセリフを発音した後に登録したワードを発音する
音声コントロールを設定したうえで登録したワードを発音すると、送信ボタン(青いボタン)の位置を自動でタップしてくれます。
そのため、実際に送信ボタンを押さなくても会話を続けることが可能です。
登録するワードは会話に自然に挟めるものがよい
音声コントロールで登録したワードを発音する必要がありますが、それはAIとの会話にも乗ってきてしまいます。
そのため、会話に自然に組み込めるワードを登録するとよいです。
例えば、上の画像であれば「Please(プリーズ)」を登録ワードとして設定しており、「Please(プリーズ)」と発生すると送信ボタンが押される仕組みになっております。
登録ワードは「少し間を置く」と認識される
例えば、上の画像の会話であれば、「What do you recommend? Please.」と続けざまに発音すると、「Please(プリーズ)」は音声コントロールの登録ワードとして機能しない(送信ボタンを自動でタップしない)ようになっております。
一方、「What do you recommend?」と「Please.」の間に1秒以上の無音状態を入れると、「Please(プリーズ)」が音声コントロールの登録ワードとして機能(送信ボタンを自動でタップする)します。
このため、「Please(プリーズ)」という日常でよく使用するワードを登録ワードとしても、間違って送信ボタンが自動で押されるというようなことは発生せず、安心して使用することができます。
オススメの登録ワード
ナチュラルに会話の差し込める登録ワードとして、私は以下のようなワードを登録しております。
(1文字や2文字では登録できないのでご注意ください。)
参考にしていただければ幸いです。
登録ワード | 理由 |
Okay(オーケイ) | ポジティブなセリフの末尾に。 |
Please(プリーズ) | お願いするセリフの末尾に。 |
Heyhey(ヘイヘイ) | 困ったらヘイヘイで終わらせる。 |
Next(ネクスト) | 会話が終わった際に、次の会話を始める際に使用。 |
「音声コントロール」の終了方法
音声コントロールをオンにしていると、画面左上の時計の横に「青いマイクマーク」が付いて気になる方もいると思います。
(ひょっとしたらバッテリーの消費も早くなるかもしれません。)
気になる場合は、「Speak(スピーク)」を使用していない時は音声コントロールをオフにしましょう。
「設定」⇒「アクセシビリティ」⇒「音声コントロール」内の「音声コントロール」をタップするとON・OFFを切り替えることができます。
(緑色がONで、灰色がOFFです。)
まとめ
ストレスを感じることが多い「送信ボタン」を、物理的に押さないでもAIとの会話が続けられる方法を紹介させていただきました。
この方法に慣れてくると、かなり自然にAIと会話を続けることができるようになります。
一方、問題点(課題点)が1つあります。
ご紹介させていただいたように、音声コントロールの登録ワードは1秒程度の無音時間を挟まないと機能しません。
そのため、常に音を拾うような環境ではうまく機能しません。
(例えば、テレビを見ながらではうまく機能しないことが多いです。)
ご注意いただければ幸いです。
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